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保守点検
設備や装置、システムなどの正常な動作や機能を維持するために、定期的に行われる作業や手順を指します。これは機械、電子機器、建物、車両、インフラ、システム、環境など、さまざまな分野で適用されます。
保守点検の主な目的は、以下の通りです。

●機能維持:
設備や装置の正常な機能を維持し、効率的かつ安全な運用を確保するために、定期的な点検や保守作業が行われます。
●故障の早期発見と修理:
予防保守を通じて、機器の異常や故障を早期に発見し、修理や補修を行うことで、大きなトラブルを未然に防ぎます。
●寿命の延長:
適切な保守点検により、設備や装置の寿命を延ばすことが可能であり、コスト効率が向上します。
●安全性の確保:
定期的な点検や保守によって、安全基準を遵守し、適切な安全対策を講じることができます。

保守点検には、定期点検、予防保守、定期的な交換、修理、清掃、測定、検査、校正、データの収集と分析などが含まれます。これらの作業は、専門知識と適切な手順に基づいて実施され、設備や装置の正常な動作を確保する役割を果たします。



放水口
「放水口」とは、災害時や緊急時に使用される設備や装置で、特に消防活動において用いられる水の供給や放水を行うための出口や口を指します。以下に放水口に関連する重要なポイントを説明します。

●機能と目的:
放水口の主な目的は、災害時に迅速に水を供給し、消火活動や災害対応に使用することです。消防車両や消防設備から放水するための出口や接続ポイントとして機能します。
●種類:
a.消火栓: 都市や町などに設置され、消防車両が直接接続して水を引き出すための設備。一般的に地下に埋設されています。
b.消火ボックス: 消火栓やホースが収められるボックス状の設備。保護や整備のために設置されています。
c.水道栓: 一般的な家庭や建物内に設置され、水道から水を引き出すための設備。災害時にも水源として活用されることがあります。
●位置と配置:
放水口は都市や町などに広く配置され、戦略的な場所に設置されます。主要道路や公共施設、商業地域、住宅地域などに配置されることが一般的です。
●運用とメンテナンス:
放水口は定期的な点検、保守、整備が行われる必要があります。消火栓や水道栓の機能確認、ホースの状態確認、消火ボックスの整備などが含まれます。

放水口は災害時における消防活動や非常時の水の供給に不可欠な要素であり、地域の安全確保に貢献する重要な設備です。



ボール式止水栓
流体を制御するために使用される一種のバルブです。ボールバルブは、球状の内部部品(通常は金属製)を回転させることで流体の通過を調整します。ボールバルブは、その構造のシンプルさと信頼性から、さまざまな産業分野で広く使用されています。以下は、ボール式止水栓に関する詳細情報です。

●構造
ボール式止水栓は、球状の内部部品(ボール)を持ち、中央に通り道(ボア)があります。ボールは通常、ハンドルまたはレバーに取り付けられ、回転させることで流体の通過を制御します。ボールバルブは、通常、全開または全閉の2つの位置を持ち、中間位置は通常ありません。
●動作原理
ボールバルブのボールを回転させることで、通路を開放または閉鎖します。ボールを90度回転させると、通路が完全に開放され、流体が通過できます。逆に、ボールを90度回転させると、通路が完全に閉鎖され、流体の通過が遮断されます。
●用途
ボール式止水栓は、さまざまな用途で使用されます。一般的な用途には次のものがあります。
a.水道および配管システム
b.産業プロセス制御
c.石油精製および化学プラント
d.ガス供給
e.自動車産業
f.航空宇宙産業
●利点
a.シンプルな構造で信頼性が高い。
b.高い耐久性と長寿命を持つ。
c.高い圧力および温度に耐えることができる。
d.高い流体制御精度を提供する。
●注意点
a.ボールバルブは通常、完全に開いた状態または完全に閉じた状態で使用され、中間位置は流体の漏れを引き起こす可能性があるため注意が必要です。
b.適切な材質とサイズを選択することが重要で、流体の性質と使用条件に合わせてバルブを選定する必要があります。

ボール式止水栓は、その堅牢な性能と信頼性から、多くの産業およびアプリケーションで広く採用されています。流体制御が必要な場所で使用され、オン/オフの操作が容易であり、流量の調整にも適しています。


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